○○式 *14歩

2019年4月1日

こんばんはkaneiです。

今回はモーションキャプチャの収録方法に関して、少し書いてみようかと思います。

モーションキャプチャには、光学式や慣性式、機械式、ビデオ式など
幾つかの方法(やり方)がありますが、現在主流なのは光学式と慣性式になります。

どちらも異なる特徴があるので、簡単に説明できればと思います。

【光学式モーションキャプチャ】
動く範囲(キャプチャエリア)を複数台の赤外線カメラで囲み、赤外線を反射する球体(マーカー)を全身に取り付けたアクターがキャプチャエリア内を動くことで、データ収録を行う方式。

特徴
・精度の高いデータ
→キャプチャエリア内でアクターがどの位置にいるのかを正確に反映でき、細かな動きも収録することができる。
小さなマーカーを使用し、赤外線カメラを近距離に設置すれば、顔や指のキャプチャも可能です。
赤外線カメラは台数を増やせば動く範囲(キャプチャエリア)を広げられたり、キャプチャの精度を上げることができます。

・フットワークが重い
→基本は常設での利用を想定している為、機材が多く持ち運んでの利用は大変です。
また、イベント会場での赤外線カメラの設置や調整に時間が掛かってしまいます。
赤外線カメラを設置するスペースが必要な為、モーションキャプチャを行うにはある程度の広さが必要になります。

・衣装の着用ができない
→マーカーが隠れてしまうとキャプチャできないので、スーツの上から衣装を着用できない。

【慣性式モーションキャプチャ】
ジャイロセンサーと加速度センサー、地磁気センサーなどを1つにした慣性センサーを全身に取り付けたアクターが動くことで、データ収録を行う方式。

特徴
・フットワークが軽い
→光学式に比べて機材量がとても少ない為、持ち運んでの利用が容易です。
設置や調整にあまり時間が掛からない為、移動を伴うイベントに最適です。
周囲に機材を設置する必要がない為、狭い場所でもモーションキャプチャが可能です。

・そこそこな精度データ
→慣性センサーで計測を行う為、アクターの絶対的な位置が反映できません。
アクターの位置を正確に反映できないので、位置にズレが生じてしまうことが多々あります。
顔のキャプチャはできませんが、指のキャプチャは開発中のようです。

・衣装の着用ができる
→慣性式センサーを取り付けたスーツの上から、衣装を着用することができる。

光学式と慣性式の共通点は、全身タイツのようなスーツを着用することです(笑)

技術はどんどん進歩していくので、両方の良さを持ち合わせた機材が開発されるのもそう遠くないかもしれません。

kanei