祭だ!

2019年3月8日

なかむーどす。

京都産まれ京都育ちの僕にとって、お祭りといえば「祇園祭り」でした。

こんこんちきち こんちきち。
梅雨も明けて京都盆地が俄かに蒸し暑くなり始める7月、町のどこからか聞こえてくる祇園祭りの音。

1000年以上も続く歴史あるその祭を観に、日本中から、そして世界中から京の町に人々が集まります。

少年時代の僕は、そんな祇園祭りがあまり好きじゃありませんでした。

お祭りの賑やかさや華やかさ、たくさんの夜店、夜更かししても許されそうな空気(実際には許されません泣)は、もちろん大好き。

でも、祇園祭りはやっぱり「観る」お祭りなんです。
1000年以上続く由緒ある儀式を、ロープのこちら側から拝見するお祭り。

幼い僕は、マンガ「こち亀」で読んだ、威勢良く、そしてめっちゃ楽しそうに神輿を担ぐ両さんに、強烈に憧れました。

そして大人になり、東京へ出てきて、より一層その憧れの気持ちは強くなります。

お祭りは「観る」モンじゃなく、やっぱり「参加する」モンだ!

…でも実際に、どうやったらお神輿を担げるのか?
マンガで読んだように、浅草のお祭りに行って、あの人混みを掻き分け、神輿に辿り着く自信もなく…憧れは憧れのまま、10年の月日が経ちました。

2011年、我が家は世田谷に引っ越す事になりました。
実は、最寄りの駅から自宅までの道の途中に、お神輿が蔵われている倉庫があるんです。
お祭りの時期になるとその姿を現わす、とても立派なお神輿。
引っ越して1年目は、そのお神輿が出るお祭りを「見学しに」行きました。

下町には独特のコミュニティがあり、やはり外から来た自分からすると、なんとなく「壁」みたいなものを感じて、さらにヘタレの僕は「お神輿担がせてくださーい♬」みたいな軽いノリで輪に入っていく勇気もなく…(それはなんだかお神輿と、その伝統を守って来た方々に失礼な気がした)

どうやったらこのお神輿を担げるのか…。

翌年から、僕は「リサーチ」を始めました。

古くから地元にありそうな老舗のお寿司屋さんや飲み屋さんに通い、まずはそこの大将に顔を覚えてもらう。(印象づけるために、最低でも3日連続で通い、2日目以降は「昨日もありがとうございました!」と元気よく店に入る!)

大将と仲良くなったら、いよいよ地元の祭りの話を詳しく聞いて「リサーチ」。

そして「どうやったらお神輿って担がせてもらえるんですかね…?」と本題に斬り込む!

そうやって、行きつけとなったお寿司屋さんの大将から、町会の会長さんをご紹介頂き、法被などを買い揃え(借りれるけど、そこは本気を見せる為に「買う」!)

めでたく憧れの「神輿を担ぐ祭」デビューを果たしたのでした。

世田谷には神社仏閣がとても多く、下町でもあるので、この時期はとにかく毎週末どこかでお祭りがあります。

ウチの地域は再来週。
都内でも有数のデカくて立派な神輿を、僕はもちろん、奥様も息子も担ぎます。

また、新オフィスをかまえた尾山台も、お神輿はもちろん、商店街のお祭りが盛んで、社員みんなでお手伝いさせて頂くことになりました。イベント屋さんですから、当然です!

せっかく下町に暮らすことになり、会社もそこにあるので、お祭りを通して地域の方々と仲良くなり、まずは僕らの事を知ってもらう事が大切だと思っています。

そして、いつも言うけど
「どうせやるなら、楽しくやろう」
です。

だって、お祭りなんだからさ!